手放したい方へ
空き家・使わない不動産を0円で掲載する前に確認したいこと
売却や活用が難しく、維持管理の負担が続いている不動産について「0円でも、使ってくれる人へ引き継ぎたい」と考えることがあります。掲載する前に、物件を探している人が判断しやすい情報を整理しておくと、その後のやり取りもずっと進めやすくなります。
0円だからこそ、状態や条件はできるだけ具体的に
価格が0円でも、受け取る側はその後の管理や修繕、手続きなどを引き受けます。分かっている不具合や残置物、利用条件などを正直に伝えておくほど、物件に合う人と出会いやすくなり、問い合わせ後の行き違いも減らせます。
掲載前に整理したい6つの情報
所在地・物件の種類
都道府県・市区町村、戸建て・土地など、探している人が最初に知りたい基本情報を整理します。公開する住所は、安全面を考えてサイトで指定された範囲にとどめます。
土地・建物の基本情報
土地面積、建物面積、築年、構造、利用状況など、手元の資料や分かる範囲の事実を入力します。分からないことを無理に推測して埋める必要はありません。
所有者・掲載する権限
自分の物件か、親族・法人等の代理で掲載するのかを整理します。問い合わせが届いた段階で、所有権または掲載する権限の確認をご案内します。
写真
外観、建物内、敷地、傷みがある場所、残置物など、実際の状態が伝わるように撮影します。きれいに見せるだけでなく、相手が判断しやすい写真を用意することが大切です。
修繕・残置物・設備
雨漏り、傷み、水回り、電気・水道、家具や家財など、引き渡し後の負担に関わることを分かる範囲で具体的に整理します。
希望する引き渡し時期・理由
いつ頃までに手放したいか、なぜ活用してくれる人を探しているのかを整理しておくと、相手とも話しやすくなります。
写真は「良いところ」だけでなく、気になるところも
0円物件では、受け取った後に修繕や片付けが必要なこともあります。外観だけでなく、建物全体、各部屋、水回り、傷んでいる箇所、敷地、接道の様子、残置物など、実際の状態が分かる写真があると、問い合わせ前のミスマッチを減らせます。
掲載画像に入れない方がよいもの
- 本人確認書類、登記書類などの個人情報・機密情報
- 氏名、電話番号、メールアドレス等が読める書類や郵便物
- 公開したくない正確な位置が特定できる情報
- 第三者の顔や車のナンバーなど、不要な個人情報
無料不動産で掲載してから、やり取りが始まるまで
- STEP 1
本人確認
出品者は、物件を掲載する際に本人確認を行います。
- STEP 2
物件情報を下書き保存
基本情報を入力します。途中で下書きとして保存できるので、あとから続けても大丈夫です。
- STEP 3
画像を登録して掲載審査へ
公開用の画像を1枚以上登録したら、掲載審査を申請します。
- STEP 4
公開
掲載審査で承認されると、公開中の物件として検索できるようになります。
- STEP 5
問い合わせ
利用希望者から問い合わせが届いた段階で、出品者へ所有権・掲載権限の確認をご案内します。
- STEP 6
メッセージでやり取り
買い手は本人確認後に先にメッセージを送れます。出品者は権利確認が完了すると返信でき、双方でやり取りを進められます。
0円譲渡だけでなく、ほかの選択肢も比べてみる
空き家や使わない不動産の扱い方は一つではありません。売却、賃貸、自分や家族での活用、自治体の空き家バンク、解体・跡地活用など、物件や地域によって考えられる方法は変わります。0円でのマッチングも、その中の一つとして比べてみてください。
国土交通省の空き家対策特設サイトでは、空き家を売る・貸す場合の制度や空き家バンクなど、公的な情報も案内されています。
国土交通省「空き家対策 特設サイト」を見る掲載を始めてみる
物件情報は下書き保存できます。最初から全部そろっていなくても、分かるところから入力して進められます。
物件掲載について見る本ページは、無料不動産で物件を掲載する方に向けて一般的な準備の考え方をまとめたものです。売却・譲渡・契約・登記・税務・法令について個別に判断するものではありません。物件の状況に応じて行政機関や適切な専門家へご相談ください。